私のアクティブライフ 2015年
 その78 東京見学
 東京見学 なんて言う言葉が昔はありました。私が子供の頃だったと思います。
暇つぶし。何か刺激をと考えて、50年ぶりくらいだと思いますがバスで出掛けてみました。
 バスに詳しい都交通局の方に話を聞き実行に移しましたが、この数日前から不安で中止も考えましたが新しく色々行動するには実行が不可欠です。
 家を朝9時頃出て12時半頃北の丸公園に着きました。武道館を見ながら目的地に向かいます。
 大きな田安門をくぐると靖国神社方面になります。
 この門は江戸城の名残を残すものです。重要文化財にも指定されているようです。
 第一鳥居・・・大鳥居です。大正10年に日本一の大鳥居として造られ『空をつくよな大鳥居』と歌にもなりました。子供の頃は良く聞きました。現在の大鳥居は戦友たちの奉納により昭和49年に再建されたもので25mの高さだそうです。ちなみにこの神社が出来たのが1869年とたいへん新しい神社です。
※国家のために尊い命を捧げられた人々の御霊を慰め、その事績を永く後世に伝えることを目的に創建された神社です。「靖国」という社号も明治天皇の命名によるものだそうです。
 鳥居をくぐると参道の両側に物凄い数の露店が並んでいます。約200店あるそうです。
 この参道を進むと色々な香りがします。
 植木屋さんも出ています。
 第二鳥居をくぐると神社らしき雰囲気が濃くなります。
 立派な門です。神門と言うそうです。昭和9年に建てられ、中央の2つの扉には直径1,5m、16葉の菊花紋章が取り付けられています。
 平成6年には屋根の葺き替えがされたそうです。思い出せませんが瓦は金属でできたもので軽くて耐久性に優れたものです。
 16葉の菊花紋章です。この紋章は天皇家の紋章と思っていましたが、天皇の紋章だそうです。
 3月27日 東京の桜の開花標準木です。
 少しは咲いていましたがまだ花を楽しむとまでは行きません。
 3月30日Kayzee Wada氏が行かれました。
満開のようです。日ごろのおこないで差がつくものですね。
 桜の標準木の先の能楽堂では能楽の稽古がおこなわれていました。  若い神官も色々学ぶ事があるようです。
 中門鳥居をくぐると拝殿が見えてきます。大勢の参拝客がいるようです。
 拝殿の前まで来ました。この神社を訪れる方は参拝の作法はご存知のようです。
二拝二拍手一礼
 参拝が終わり一休みします。日本酒も色々な銘柄が並べられています。一人ですので控えめに。
 福島ではおいしいと言われているお酒を一本頂きました。元気が出そうです。
 1970年頃から数回父親の運転手できました。当時のこの道路には普通に路駐がで来ましたが今はとても無理ですね。
 北の丸とは将軍様の正妻が住んでいた所を言うそうです。

 千鳥が淵です。大分前ですが国か都がこのアオコ(青粉)だらけの水を透き通ったきれいな水に変えようと工事を始めました。その後どうしたか話題にもなりませんが水質は変わらないようですね。
 この時気合が入っていた議員さんは芥川賞作家だったと思います。気合だけで終わって欲しくないですね。
 隅田川です。観光遊覧船も出ていますが、乗客はまだ少なめです。  これから、ここの最上階を目指します。電波塔としては世界一の高さだそうです。
 スカイツリーがアサヒビールの金色のガラス窓に映るそうです。
 知る人ぞ知るゴールデンスカイツリーを見ることができました。天候、時間帯等で見られれば最高に運が良いと言われているそうです。私もカメラに収める事ができました。
 日本のエレベーターの性能は凄いと聞いていましたが間違いないようです。静かで早い。
 350m展望デッキです。大変な数の人達で簡単には外を覗けません。どこかお祭りでも来ているようで人波に押されて動いているようです。下界を見ずに帰る方も多いでしょうね。
 350mから天望回廊に向かいます。エレベーターの天井から空が見えます。洒落た志向です。  ここが450mです。回廊の意味が良く判りました。凄いです。
 天望回廊です。人も少なくのんびりゆっくり見る事も歩く事もできます。特等席ですね。座り込みくつろいでいる方たち(老人)も多くいました。
 目が良ければ何処までも見えそうですが、春霞の影響も受けているようです。遠くがやや霞んで見えるようです。
 浅間山、榛名山なども見えるようです。
 もうすぐ夕日に照らされた下界が見られそうですが時間の都合もありますし、そろそろ下りるようです。
 天望回廊には男性トイレは一つのようです。私も来た記念に用を足しましたが、なんとも落ち着いては出来ませんでした。
 一つでは間に合わない方も出てくるでしょうね。
スカイツリーのエレベーターです。350mまでは4台、乗員は40名。450mまでは乗用、業務兼用で2台だそうです。乗員は27名だそうです。エレベーター昇降口には安全を守る係員が配置されています。
 スカイツリー内の店舗数は300以上あるそうです。広さも52、000㎡だそうです。
 スカイツリーを支えている柱ですが下の太い所では高さ4m、太さ2,3m。厚さ(肉厚)10cm、重さ約29トン、だそうです。
 この鉄骨柱が12本も使われ上に行くに従い細くなる様です。鉄骨の総トン数は凄いのでしょうね。
 地上からライトアップされたツリーを見上げます。
 350mまでは見る事が出来そうです。洒落た色です。
 花見をする方やら、場所取りをする方、日が沈む頃には歩く所もないようでした。
 この方達も隣国の方のようです。
 浅草寺の参門です。正式名は「風神雷神門(ふうじんらいじんもん)」と言うそうです。初めて知りました。
 靖国神社ではさすが隣国の方達を見掛けませんでしたがここでは聞き慣れたアジアの言葉が普通に聞かれました。
 1971年の写真です。この頃は私が免許を取り、運転手で良く来ました。
佐藤栄作総理大臣です。この頃はA級戦犯がこの神社に合祀されていませんでしたから総理大臣が参拝に来ても今のようにケチをつける国はありませんでした。
 私の母です。
総理大臣と握手をしています。私が撮りました。正面からの写真もあるはずですが探し出す事は出来ませんでした。
 46年1月3日です。この頃はこの時期に数回来ていましたから総理大臣も母の顔を覚えていてくれたようです。大臣の方から握手を求めて来ました。大物総理になると国民へのサービスも忘れないようです。
 靖国神社ときたらこれですね。2006年で製造中止になったはずですがその後もいくつか入手出来ました。神棚に大切に納めています。
朱色の封印には『宮』宮内庁のしるしがあります。昔から変わらないです。
 このタバコが判るような方がいましたら差し上げようと数箱持って行きましたが、該当するような方は見掛けませんでした。
 何かの記念日でしたらいたかも知れませんが普通の日ですからいなくても当たり前ですね。又、この煙草が判るような方は少なくなったでしょうね。
 私の指導員Kayzee Wada氏ですが美味しいものと、おいしそうな方には目が無いようです。大阪焼きの美人さんだそうです。私はこのような美人さんには気がつきませんでした。
 一人で行ったので美味しい料理をと考えていましたが時間の都合で駄目でした。美味しいお酒は頂きました。
 日本には大小8,900の神社があるそうです。しかし、神主さんの人数は11,000名だそうです。大きな神社には大勢の神主さんがいますが、小さい神社を一人で数件守っている神主さんも多いそうです。
 私の近くに小さい神社があります。神主さんがいるのを見た事はありませんが綺麗にされています。
 賽銭箱もあります。子供頃この無人の神社はグレタ中高生のたまり場でした。夕方などここを通るのはイヤでした。
 この賽銭箱もよくひっくり返されていました。
 稲荷神社ですから狐も2頭いますが、さすがこれに手を掛けたワルはいませんでした。
 この神社は創建年代も不詳で何の記録も残されていないそうです。