私のアクティブライフ 2011年
 その52 香港・マカオ
2012年2月23日 香港・マカオ
 23日夕方の飛行機で香港に向かいました。前日の香港の天気予報では私達が滞在する4日間は総て傘のマークが出ていました。飛行機は逆風の為大幅に遅れて香港国際空港に着陸しました。
 眠らない街香港と言われていますが深夜の空港ロビーはさすがに静かです。

 4日間香港の案内人です。
名前はピーターパンさんと言うそうです。なめた名前だナ~と聞いていましたが、広東語の名前はピーターパンと発音するそうです。51歳だそうです。奥さんと2人の娘さんとの4人暮らしだそうです。

 4日間お世話になるホテルです。
2011年に新築された32階建ての綺麗なホテルです。ドルセットリージェンシー香港。

 部屋は広くはありませんがお洒落な部屋です。
24日

 今日から観光が始まります。
空模様を気にしながら傘の準備もしました。気温は23度の予報です。朝食はホテルから数分の所のレストランで頂きます。

 予定表には朝粥と記されていましたからあまり期待しないでいましたが、手の凝った海鮮粥で美味しいものでした。

 お粥だけと思っていましたが美味しい広東料理が次から次と。

 
皆さん満足のようです。
 

 
観光コースも案内人の腹一つで決まる様です。天候不順の為。
 中国人の話し方は興奮しなくても日本人には早口に聞こえ理解するのが大変そうですが一生懸命説明を聞きます。
 香港は札幌と同じくらいの広さだそうですが人口は札幌の4倍の700万人くらいだそうですから超高層ビルを多く作らないと住民を収容し切れないそうです。
 狭い地域に増え続ける人口.。こんな所にも造るの。
4棟同時に建設中です。

 高層ビルの建築現場です。驚くことに作業用の足場は竹です。

 日本で垣根などに利用される物とほぼ同じ太さですが日本の竹に比べるとだいぶ肉厚のようです。

 私は見た事はありませんが『慕情』と言う有名な映画の舞台となった場所のようです。

 大きな龍です。この国の方達には神聖なもののようです。

 香港の治安は悪いそうです。香港の営利誘拐事件としては最高額事件だった方の家だそうです。
 この家の孫が誘拐されて孫と引き代えに600万ドルを要求されたそうです。数年後に犯人は中国で御用となったそうです。

 香港最大の誘拐事件となった現場近くの家は総てが有刺鉄線で張りめぐらされてスパイ映画でも見ているようです。
 皆さん相当な資産家のようです。

 香港トラム路面電車乗車体験。
香港では地形状(狭い)2階建てバス・電車(ダブルデッカー)が多いそうですが観光目的の為でもあるようです。

 混雑した市街地を走る電車を人も車もうまくかわします。

 約10分の乗車体験でした。軌道が狭い為か電車は上下、左右によくゆれます

 香港ではお墓も超過密だそうです。文字の読めない方達の為に墓石に亡くなった方の写真を貼る事も多いようです。

 黄大仙見学・香港では占いで有名なお寺だそうです。
大勢の信者が集まり竹のひごのような物をつかみ本殿に向かい色々お願いしたり占ったりするそうです。又前年ここにお願いに来て願いがかなうとお礼参りに来るようです。その時に色々な果物などをお供え感謝して自分で食べて帰るそうです。

 本殿前でお願いしたり占ったりして今一納得がいかない時は更に本殿脇に陣を構えた占い師に色々お伺いを立てるそうです。2坪くらいの部屋が30くらいあったようです。
 手相・人相・風水などで占うそうですが、人気のある占い師には客が並んでいましたが閑古鳥の鳴いていた占い師の店もありました。
 どの世界でも競争は厳しそうですが、客のつかない占い師は人気の占い師に自分を占ってもらい本当に自分の進む方向を探すべきではないでしょうか。

 香港でも土曜日の道路は混雑するようです。移動に時間がかかったり、見学コースが変わったりと訳の分からないうちに昼食となりました。
 ここは、香港では有名な所だそうです。

 中国には50数種の民族がいて使う言葉は更に多いようです。料理も同じように見えてもだいぶ違うそうです。

 
希望すれば活魚料理も頂けるそうですがこの店では淡水魚がメインのようです。

 食後は宝石店でショッピングです。

 見ている限りではあまり商売にならなかったようです。

 宝石店前には60階建ての超高層ビルがありました。まだ数棟建つそうです。

 超高層ビルの近くの歩道には木製の脚立が。日本で見た事はないですね。高さは2mくらいです。
 超高層ビルを造るのにも使用されるのでしょうね。

 引き続き別のお店でショッピングです。
素晴らしい安眠を約束する枕、布団等を扱うお店です。同行の友人、我が妻をはじめ数名が購入したようです。
 旅行から帰りしばらくした深夜のテレビショッピングでも同じような商品を販売していました。

 香港花市場見学です。
バスから降りるとまもなく狭い公園のような所に入りました。そこには日本では考えられないような野鳥が数多くカゴに入れられて売っていました。
 日本では野鳥を1羽でも飼育したら罰金30万円です。私の周りにも野鳥が大好きと言う知人が多くいましたがこの法律が出来てから知人の家で野鳥の鳴き声を聞くことはなくなりました。

 この公園では人目などお構いなしに野鳥の鳴合わせもしているようで、数人の男が現金をつかんで勝負をしていました。又小鳥の糞の始末などしていないようで鼻を突くような悪臭で息を止めて歩くようでした。

 この木は中国では幸せを呼ぶ木です.。縁起物として重宝されているようです。
 手入れの行き届いたマキの枝ぶりは龍のように見えこの木があれば一生貧乏になる心配はないとも言われているそうです。
 この公園に1本160万円する盆栽のマキが展示されているらしいのですが見た限りでは該当しそうなマキはこれだけですが???

 香港で人気店だそうです。エッグタルトと紅茶を頂きました。何か香港の歴史を語るもののようです。

 玉器市場でショッピング。
赤い鳥居のような入口を入ると、どの様に見てもおもちゃ・粗悪な偽物と思えるカラフルな石の商品が並んでいますが、扱う商品は『翡翠』が中心だそうです。えぇ~本当ですか~と言いたいですね。

 狭いバラックのような建物には200店舗くらいが入っているそうですが、露天のようにも見えます。孫の喜びそうな物がいっぱいです。

 玉器市場の向かいにはこの辺りの台所を支える生鮮市場がありました。肉屋さんです。
店頭には肉を冷やす為の設備は無い為肉の表面をあぶりと言う一時的な保存方法をして売っているようです。
 肉の表面をバーナーの強い火であぶってある為、いたむのを遅らさせる効果があります。

 魚屋さんです。
台の上にほうり出してあるだけに見えます。氷などで冷やしている様子もありません。
生臭いの一言です。

 漬物屋さんです。
真空パックしてあり衛生的です。

 夕方からは自由行動です。
大きなデパートをぶらぶらしますが高級店は忙しくは無いようです。

 身近なお店もありました。

 デパート内で美味しそうなお店を見つけました。四川料理の専門店です。
 香港では飲食店に入れば漬物など数品が勝手に出されるそうです。
 日本のスナックなどでお通しと言われるものと同じだそうです。
 妻達はスープ入りワンタンを注文したのですが出された品はこれでした。ちなみにこのお店には日本語の達者な店長さんがいて私たちの話を理解していたはずですが?辛いタレが付いていました過去に味わった事のない辛さでした。
 友人が注文したタンメンです。
想像していたものに近いものでした。
 私が注文した五目そばです。
想像とはまるで違うものでした。香港の飲食店では注文した料理代金のほかに10㌫上乗せした金額(サービス料)を請求されるそうです。5品を注文して約5000円でした。やはり所場代が高いのでしょうか?

 オプションで香港の100万ドル(ビクトリアパーク)の夜景鑑賞です。
日本からネットで申し込んでおきました。午後7時日航ホテル近くに集合しました。雨が降り出しましたがバスも走り出しました。少々の雨では決行だそうです。
 夜景鑑賞地には駐車場が少ない為途中登山電車に乗り換えました。この電車は急勾配を上る為車輪には歯車が付いていて滑ることなく強引に登ります。

 展望台に着きましたがすぐ前の建物も良く見えません。

 せっかく来たのだからと目的地に向かいましたが駄目でした。

 一番見たい所が駄目でがっかりしましたが、バスの運転手の気配りで途中わずか数分ですが10万ドルくらいの夜景を見る事が出来ました。
2日目です。

 今日はマカオへ行くそうです。色々と楽しみですが空模様が気になります。
香港・マカオは中国に返還されたのですが、返還後も2つの地区の自治権が守られ一国二制度の特別区で出入国にはその度に審査を受ける必要があるようですが、35年後にはこの制度は総て撤廃されるそうです。
 香港の税関を通リます。
 審査を受けたら船でマカオに渡るようです。 大きくは見えませんが一度に多くの人を運べそうです。
 港を出港して船は揺れました。もしかしたらやられる(船酔い)かなと思っていた所まもなく船の揺れがなくなりました。
 香港に向かう船とすれ違いました船は海面を浮いた状態で進む水中翼船でした。
 香港・マカオ間の距離がどれくらいあるのか判りませんが随分早く着きそうです

 なんとなく船内を見渡した所、欧米系と見られる人が多く乗っていたのには驚きました。

 船は約1時間でマカオに着きました。ここで入国審査を受けるようです。案内人が言うには30分くらいと説明されましたが70分かかりました。

 審査を受けてマカオに入りました。
 ここには船で入国する方達だけですが動くのも大変なほど人がいます。

 観光がやっとスタートするようです。
 マカオの案内をしてくれるガイドさんです。中国なまりも強く無く説明も聞きやすそうです。

 ここがマカオと本土の元国境付近と説明されました。

 小雨の中マカオの世界遺産群の観光です。
聖ポール天主堂と言う所だそうです。壁が一面あるだけでおかしいのでガイドさんに聞いたところ、昔大きな台風で壊れてそのままだそうです。

 この天主堂を良く見ますと天主堂には似合わないと思われる彫刻が彫ってありました。違和感がありますがそれなりの意味があるのでしょうね。

 世界遺産「聖ドミニコ教会」です。

 中へ入ると信者らしい方が20名くらいお祈りをしていましたので静かに通リ過ぎました。

 信者が祈りをささげる先には祭壇があり、聖母マリアとキリストの母子像が祀られています。

 この教会の前の広場も世界遺産だそうです。

 この広場も世界遺産だそうです。セナド広場と言うそうです。

 仁慈堂と言うそうです。やはり世界遺産だそうです。ポルトガルがこの国に乗込んで来た時の建物のようです。
 一回り30分くらいの所に世界遺産が5つもありますがバスの車窓からも3箇所見えるそうです。マカオは世田谷区の半分の広さ28平方キロだそうです。その中に世界遺産が30近くあるようです。

 路地裏の土産店で干だら(干して乾燥させた真鱈)を販売していました。軽くあぶって一杯には最高です。身も厚く2㌔くらいありそうです。干し上がりも良く日本で買うと8000円くらいします。

 マカオに来たらカジノと思っていましたがバスが立ち寄る事は無く素通りでした。
 マカオにはカジノと言うばくち場が40箇所あるそうです。年間の売り上げも2兆円だそうです。その中から35%マカオ当局には上納するだけで良いそうです。

 日本の大手製紙メーカーのイカレタせがれがここまで足を運び巻き上げられた金が50億円近く。このイカレタせがれは日本の賭場はいかさまをするから勝てないと世界に乗り出し更に馬鹿負けしたようですね。

 大阪市長の橋下さんも大阪に賭場をと考えているようです。橋下さんもイカレタ鴨がねぎ背負ってくればナ~と腹では。

 税関審査などの遅れで昼食は2時30分を過ぎてしまいました。高級そうなお店です。

 珍しいことにバイキングです。
この様な所では男性より女性の方が多く行ったり来たりするようです。

 お二人様満足そうです。
 腹ごしらえが済んだらマカオタワーへ昇るそうです。(希望者)
 展望台付近に雨雲がかかっていた為昇った方はいなかったようです。高さは東京タワーと同じくらいです。
 マカオタワーの展望台を下から眺めます。
 ここからバンジージャンプをする勇気ある若者もいるそうです。ジャンプするには約35000円くらいお金が必要だそうです。ジャンプの模様を写したビデオも付くそうです。

 マカオタワーには江戸前風すし屋もありました。値段は1人前1500円くらいでした。

 トイザラスもありました。地元の方達の店か観光客用の店か?

 マカオタワー入り口にて。

 マカオ滞在は短時間でした。
又税関審査受け急いで船に乗る準備です。

 香港に帰る船は来た時より大きいそうです。午後4時を少し回りました。

 帰りの船では非常時の救命胴衣などの説明放送がながされていました。
 この船の乗船定員350名くらいのようです。一度に大勢を運べる船が忙しく働いたら税関も混む訳ですね。ピーターパンに聞いたところスピードは時速80㌔mくらいだそうです。香港マカオ間には16艇が運行しているそうです。

 午後5時過ぎ香港コンベンションセンターに着きました。
 1997年7月香港返還式典が行われた所だそうです。

 センター前の広場では泥水をかぶったような装束の若い子がなにやらパフォーマンスをしていました。

 ビクトリア湾の対岸にスターフェリーで渡ります。日本でフェリーと言えば車とか電車も載せますが香港では違うようです。

 船内は歴史を感じます。私達は観光ですが市民の足にもなっているようで学生さん達も多く利用しているようです。

 約10分くらいで対岸に渡りました。近くの大桟橋には豪華客船と思われる大きな船が接岸していました。

 船着場からすぐの所に香港映画の有名なロケ地があるそうです。
 ブルースリー・ジャッキーチェーンの映画撮影に利用された所だそうです。

 ブルースリーの像です。

 映画撮影に利用された物で観光客の記念撮影用に置かれているのでしょうね。
 これから先は自由行動です。私達はオプションツアーの集合地に向かいますがピーターパンさんにその場所を聞いた所、その近くまで案内してくれると言うのでお願いをしました。香港にも地下道がありました。
 地下道は最近整備されたようでとても綺麗です。まだ地下街などはほとんど無いそうですが、広い範囲に抜けられるようです。
 オプションツアーまで時間があるので食事をする事に。ピーターパンさんに美味しい中華料理の店に案内して頂きました。広東風ワンタンメンです。麺もスープも私達には合う美味しいものでした。ワンタンですが、鶏肉に包まれた大きなエビが入った洒落たものでした。
 野菜も美味しいと言うので注文しました。ノラボウのようなおひたしでした。甘辛いタレで頂きました。

 このお店の厨房です。日本ではこの様な厨房は見られないです。美味しそうな材料が揃ってます。

 ビールも含めて6品でわずか1500円でした。地元の方が美味しいと言われるだけあるお店でした。
 案内して頂いたピーターパンさんには感謝致します。

 今夜のオプションツアーはオープントップバスでパノラマドライブと女人街散策です。今夜も雨具が配られました。

 屋根の無い2階建てバスで香港の夜のネオン街を眺めます。

 ネオン街に向かう途中には見た事あるようなネオンサインが見えました。
 このサインの会社は日本で姿を消しつつありますが香港では頑張っているようです。

 香港人は何事にも見栄をはるそうです。そんな所からこの名所が出来たそうです。しかし凄いものです。

 夜の香港を美しく飾るネオンサインですが、落下の危険などもあると言う事で当局の規制が厳しくなっているそうで大きな看板は出来なくなって来ているそうです。

 女人街散策です。南北に500mくらいの下町露天街だそうです。人も多いですが店舗数も大変な数です。

 衣料品・靴・かばんなど何でもあるようです。

 伝統の民芸品店も多くあるようです。

 露天の雰囲気が出てますね。首が長そうですからダックでしょうか?

 お茶屋さんがありました。健康に良さそうなお茶を頂きました。今回の日程はこれで終わりです。明日は朝9時過ぎの便で帰路につきます。

 今回の旅行は2泊4日のような気がします。深夜に着き朝の便で帰路に着く少なくとも1日は損をしたような気がします。
 朝の空港です。皆さん忙しそうです。
 税関審査を済ましました。朝食は空港のレストランで頂きます。所変われば色々な物がありますね。米粉で出来たうどんです。
 ボール状のカマボコとさつま揚げの入ったあっさり味で美味しいものでした。
 牛筋入りラーメンです。こくのある味ですが牛筋の筋の部分が少なめで牛筋と言うには無理があるような気もしましたが、牛肉としていただけば十分美味しいものでした。共に350円くらいだったと思います。

 この飛行機で帰るようです。キャセイパシフィック航空です。

 9時過ぎ飛行機は日本に向けて動き出しました。日本までは3000km弱のようですが3時間30分くらいで帰れるようです。

 飛行機は一直線で東京に向かいます。

 今回の旅行が決まった時一番先に考えた事は香港の空港は世界一危険な空港だと聞いた事を思い出しました。空港の滑走路に飛行機が進入するのには香港の街に建つ高層ビルを避けてかすめて着陸すると言う事でした。夜の空港には飛行機が急旋回したような感じもなく着陸しました。翌日案内人の話でそれは一昔前の事と判りました。

 香港・マカオの人たちは国籍を2つ持っている人が多いようです。2つの地域が中国に返還される時の当時のニュースを思い出しますと自由の国、イギリス・カナダ等の国籍を取ろうと住民がその関係施設に大挙してなだれ込んでいる映像を何度も目にしました。
 その時自由の国の国籍欲しさに中国から100万人が香港に流れ込んで来たそうです。今回の案内人も2つの国籍を持っているそうです。

 香港もマカオも人口密度の高い地域だそうです。マカオの場合1k㎡あたりに18000人が住んでいて世界最高の過密都市だそうです。
 香港の場合も凄いようです。人口が増え続けた為超高層ビルが重なるように建てられています。香港に住んでいる人達を総て地面に立たせたら香港と呼ばれる地域内では並びきれないそうです。

 香港の建物にはべランダは無く日のあたらない建物も多く高湿度の為洗濯物などを乾燥させるのも大変だそうです。

 香港は港湾に恵まれ貿易で栄えて来たそうです。大きな貨物船の入港にも対応出来るよう港湾の整備には力を入れているそうです。

 マカオは良い港湾にも恵まれず狭い地域での生き方をカジノと観光に賭けたようです。経済の9割がカジノ関係だそうです。労働人口は30万人だそうです。

 香港もマカオも治安は良くないと聞いていましたが警察・軍関係の車両はほとんど見かけませんでした。唯一見かけたのが白バイらしき物です。

 中国系は同じようです。観光客を乗せるために大型バスなどが交差点付近で他の車にお構いなく止めます。当然交差点は混雑します。日本では考えられませんがクラクションが一斉に鳴り出し鳴り止む事がないほどです。警官らしき人が来ましたが観光収入が大きいこの地区では違法駐車も黙認のようです。
 以前北京でも同じような事がありました。

 香港・マカオ間に全長65kmの橋が架かるそうです。海上部分だけで世界最長距離の35kmあるそうです。2015年に完成して車なら30分で往来が可能だそうです。

 説明を受けた中身とは随分違っていましたが味は良いものでした。

 飛行機の中は気圧の調整がしてあるでしょうが、変形してしまいました。

 ワインの試飲。度数が20度と13度と言うワインを試飲しました。酒の強くない友人にと思い度数の少ない方を購入しました。本国でも入手困難なポルトガルワインだそうですが以前味わった事のあるものでした。
 私が今の趣味(錦鯉飼育)にのめり込み色々指導を受けたのが桃・ぶどうの大産地の鯉屋さんでした。ある日ワインを2本頂きました。赤と白です。ビンは新聞紙を丸めてコルクの代わりの栓がしてありました。おかしな物をと思いましたが持ち帰り頂いたところ品のある美味しいもので当時でも味わう事の出来ない物でした。
 そのワインには大変な秘密がありました。国税局も腰を抜かすような密造酒だったのです。当時のぶどう農家では倉庫の中に隠された部屋があり家族でせっせと密造酒を作っていました。その後私はぶどうを搾る機械を頼まれて作りました。ぶどうは丁寧に水洗いして種・茎など苦味・渋みとなる部分を取り除き私の作った機械でぶどうを搾りました。
 出来たワインは農家の畑に穴を堀り隠します。新聞紙の栓なんてと思いましたがコルクの栓と同じ働きをするようです。数年間地中で寝かし熟すのを待ち頂きます。
 当時でも国税局に摘発される農家が年に数件あったようです。ワインの苦味・渋みなど言う言葉は大手ワインメーカーが大量生産をはじめてから苦しまぎれに使うようになったそうです。種も茎も総て機械でつぶす為に避けられない味だそうです。

 香港で頂いた米は陸稲(おかぼ)以下のような味でした。何処の国から輸入したのか判りませんがこの地域の方はお米の味には関心が無いように思いました。
 家に帰ったらこれと考えていましたが。

 家族みんなの意見で簡単につぶされ焼肉やに行きました。日本のお米の美味しさを見直しました。

 次に行く機会があった場合は100万ドルの夜景を見たいですね。