私のアクティブライフ 2010年
 その37 一日檀家
 2010年3月8日 一日檀家
 少林寺さんの群馬方面日帰り旅行に誘ってもらいました。
朝7時30分バスは一路メイ ンの目的地、迦葉山弥勒寺へ向かいました。日本一の大きな天狗の面がある事で有名な寺です。群馬県内でも有名な豪雪地帯だけあって雪も残っていました。
 祈願参拝の為龍願閣(受付件待合室)に通されお茶をいただく。湯飲み茶碗もなるほどナ~参拝記念に持ち帰られるかナ~と思いましたが駄目でした。
 龍願閣には立派な格天井があり檀家の有志が奉納したと思われる家紋が約230格縁の中に書かかれています。ちゃんばら映画に出てくるような家紋が多いのには驚きました。
 弥勒寺ですが、山の斜面にある為色々な祭司の為の小さい建物が斜面に点在しています。
 弥勒寺を有名にしたのは2体の大きな天狗の面です。大きい面の顔の丈6.5m鼻の高さ2.8m、もう一つの面は一回り小さいそうです。
 この面ですが随分昔からあったものと思っていたのですが大きい方の面が昭和14年出征軍人の戦勝を願い、もう一体は昭和46年交通事故撲滅の為にこのお寺の檀家一同が奉納したそうです。
 弥勒寺へ来た数日後テレビ映画「水戸黄門」の中で弥勒寺の話が出ました。昔つぶれかけた弥勒寺を山に住む天狗達が立て直したので、天狗がこのお寺の守り神となったそうだと黄門様が話していました。なるほどナ~
 中峯堂です。
平成7年大開帳を記念して拝殿部を全面改造したそうです。(大開帳とは一般には、見られない、さわれない御本尊様から長い数珠などを伸ばして信者がそれにさわり色々祈願する)
宗派、寺院によって多少は違うのでしょうが、一般信者にとってはそれで御本尊様に触れられた喜びを感じるらしいです。
 建物は山の斜面に沿って出来ている為、拝殿から本殿を見上げるような感じで読経を聞きます。天の声を聞いている様でした。
 弥勒寺からわずかな所に5年前の夏にバイクで来ました。
玉原高原です。その時はこんなに近くに弥勒寺が
あるとは知りませんでしたので素通りしました。
 昼食と入浴です。
伊香保温泉「福一」でのんびりしました。400年の歴史がある大きなホテルで19階建てです。美味しい料理に般若湯は最高でした。
 伊香保とくれば石の長い階段です。景気の為かホテル跡地と見られる所がチラホラと
30年くらい前になりますが、北関東で最大級1,300坪の湯殿を持ち宮内庁御用達の老舗ホテルに家族で来ました。
 天皇家にまつわる物が多く展示してあり立派でした。その様な事にこのホテルはあぐらをかいていたようでした。夜の宴で銚子数本を頼みました。頼んだ銚子からは総て酒と一緒にカビが出て来るひどい状態でしたが責任者からの挨拶はありませんでした。
伊香保はそれ以来初めてです。
 水沢観音、水沢うどんで有名な水沢寺参拝です。 
 水沢寺と言えば六角堂です。この中には回転する六地蔵尊が安置されていて、この六角堂を3回転させます。その間に色々お願いをするらしいです。子供の頃父に連れられて来た事があります。私は母親が地粉で打ったうどんが本物だと思っていましたから、こんなの(水沢うどん)うどんじゃないという思い出があります。
 東京ではさくらは満開ですがこちらではまだツボミです。
 卯三郎こけしです。
原木を木工用の旋盤で削り出します。軽く見た目では何処に職人芸があるのかナ~です。
 北関東の山々を後にバスは東京へと帰路につきます。バスの中では般若湯などを頂きながらビンゴゲームなども行なわれ楽しい時間が過ぎます。
 帰路、高坂SAで最後の休憩と食事です。高速道路の食事が美味しくなったという話しは良く聞きますが
このSAの食事も良いものでした。
 この会社のバスで一日過ごしました。
ガイドさんも可愛い方でした。
今回の少林寺さんの旅行も笑い声が絶えない楽しい旅行でした。合掌。