　始めてできた言葉です。それは「シルバーウィーク」。
　本当は台湾旅行のつもりでしたが電話が繋がった時は既に予約は締め切られていたそうです。がっかりです。その後「近場で美味しいものでも食べますか～」となって伊豆のホテルを予約しました。しかし、友人が福島方面のホテルの新聞広告も見て、これは良いと言う所を探しあて急きょこちらにしました。
　私的には伊豆方面は数え切れないほど行っているのでバンザーイ～でした。あ～良かったです。また、シルバーウィークもそうですが、最近は土日祝日も千円で高速道路が乗り放題です。友人はこれもおもしろいと考えたようです。ホテルを予約してまもなくです。この連休は何処へ行っても千円のコースは混むぞ～でした。行ったら簡単に帰れないぞ～。そんなニュースが多く流れる中、友人の奥さんがＪRの数日間乗り放題という記事を目にしました。
　新幹線で行きローカル線、バスを利用して旅する、テレビなどでは今一出番の少なくなった芸能人を使ったローカル線の旅などという番組があります。今回はそんな感じかナ～と考えていた所、駅に着いたら「レンタカーはどうですか」と言う話が出ました。私はこれにも大賛成でした。重い荷物を持ってバスに乗ったり降りたりはいやだナ～荷物は宅急便で先に送ってしまおうかとも考えていました。

　9月22日
　朝、7時０４分発の東北新幹線に乗るという事で我が家を4時15分に出ました。

　朝5時のJR八王子駅です。立派です。昔の駅はいくつかの盆踊りのやぐらをはしごで結んでいた様なものでした。

　JR八王子発の5時5分の中央線に乗りました。早朝の為か駅構内は人はほとんどいませんでしたが電車の席を確保するのは大変でした。四十数年ぶりの電車です。つり革、窓、ドア何を見ても昔の電車とは違います。
　電車が走り出すと間も無くアナウンスが流れはじめました。これは昔と同じでしたが英語での放送が流れ始めました。綺麗な英語でまるで飛行機に乗っているかと勘違いするような気持ちでした。驚きました。

　東京駅に着きました。この駅に来たのはたぶん始めてだと思います。各方面への通路が凄い数です。もろ御上りさん状態でした。
　昔運転手のアルバイトでこの建物の前は良く通った事はあります。

　「やまびこ」ですが一時間に4本も出てるんですね。
私の近くを走る電車は通勤、通学の混む時間でもこんなものですね。（JR八高線）

　私が乗る新幹線「やまびこ」です。
時速１００キロ以上スピードが出る電車に乗るのは生まれて始めてです。
ワクワクしますね。

　１９６４年東京オリンピックの為に作られたような新幹線です。当時私は小学校6年生でした。約３００名の６年生の中から成績優秀な子供が半数、東京国立競技場のオリンピックのサッカーの予選へ招待されました。
　わくわくしながら行ったのですが日本ではサッカー人口は少なくルールなども判らなく広い遠いグランドで選手が球を追っかけ回るのを見てるだけで、面白くも何でもなく「アァ～来るんじゃなかった」というのを鮮明に覚えています。
※成績優秀ではなくジャンケンの勝者だったかも？
どちらにしても体裁のいい動員だったんでしょうね。ちなみに新幹線名は「ひかり号」当時は速そうな名前で呼ばれていました。

　「やまびこ」は走り始めました。
スピードが出る電車だからガッタン、ゴットンはしないだろうなと思っていましたが長いレールにもつなぎめがあるんでしょうか忘れた頃に小さな音がしました。

　走り始めて間も無く車内販売の女の子が回って来ました。私の大好物がカートのなかに色々ありましたが電車から降りたらレンタカーという事もありあきらめていましたが同行の友人がカートから一本取ってくれました。これも人生始めての経験です。友人には申し訳ないナ～と思いましたがやってしまいました。「あぁ～うまい！」の一言です。

　さすが速いです。
一時間ちょっとで郡山です。車で来たら速くて三時間ですね。

　磐越西線で会津若松まで行きます。車中では地元の女子高生が会津なまりで楽しそうに会話していました。言葉的には柔らかい感じですね。農村地帯を走る電車の為かフロントガラスにはバッタのような虫がつぶれて貼りついていました。

			飯盛山には階段で登るコースとエスカレーターで上がるコースがあります。私が４８年に来た時はすでにエスカレーターが動いていました。
会津若松に10時３０分頃着きました。以外にも人出は少なめでした。レンタカーで観光が始まります。

　エスカレーターがいいですよとすすめてくれた可愛いい女剣士。

　私達は可愛い女剣士のすすめでエスカレーターで頂上へ。
※頂上と言っても５０ｍくらいです。

それなのに楽な方をすすめてくれたのは。。。

※それなりの爺さん婆さんに見えるんでしょうね。

頂上へ着くと女剣士が白虎隊の流れ、歴史を判りやすく説明してくれました。

　飯盛山です。（昭和48年）
　日本最後の内戦の地です。「負け戦争に駆り出され負傷した若い兵士がここ飯盛山まで落ち延びた。だが傷ついた若い兵士が飯盛山から見たものは落城して燃え上がる会津鶴ヶ城と誤認して20名が自決し19名が死亡した。この火災は敵が城に攻め込む時間をかせぐ為に町民が町に火をつけたものでした。平常心でなかった為完全な誤認だったのです。」この説明を聞いていた友人は『それじゃあ町民が兵隊を殺してしまったようなものだナ～とポツリ一言』　会津を説明する冊子にも同じような言葉が書いてありました。哀れなことです。

※昔来た時はこの広場で白虎隊の装束をつけた役者が演武（ちゃんばら）を披露してました。

今回も楽しみにして来たのですが行なわれてはいませんでした。

　昭和10年駐日ドイツ大使がこの山に来た際、白虎隊の少年たちの心に深く感動して自腹で寄贈したようです。

	鶴ケ城です。大変に混みあっていました。以前も来たことがあるので天守閣に登りませんでした。			鶴ケ城案内図


	素人でも簡単に登れそうな石垣です。


	大内宿（重要伝統的建造物保存地区）です。ここでは変ったソバが出されると言うので楽しみにしていました。午後１時頃着けば食事処も空いていて丁度いいのではとここを目指しました。考えが甘かったです。　距離から考えてもうすぐそこと言う所まで来ました。工事中の看板がありその地点から渋滞が始まっていました。工事の区間はすぐ抜けるだろうと考えていました。しかし工事現場らしい所はありません。良く考えたら連休中は休工のはず。あぁ～噂の渋滞だ～です。　先の見えない山道で少し動いては長い事止まりの繰り返しです。おそらく駐車場は一台出れば一台入る。いわゆる押し出しのパターンだと想像したのですがその通りでした。昼食を頂いたのは3時半くらいでした。

		うわさの店でうわさのソバです。大内宿へ来たらこれは食べるべきです。美味いか不味いかは？？ですね。普段自宅でこんな出し方されたら腹が立ちますね。友人がソバを食べる写真は非常に良く撮れたのですがあまりにもリアルなのでお見せ出来ません。

近くの山に登り撮りました。


おみやげもこの地方の特産が並んでます。	小腹が空いたらこれもいいですね。	宿場町の形態を良く残した所だと思います。又、この街道（江戸街道）沿いには人が一日で歩ける距離ごとに宿場が存在します。バスの車窓からも見て取れます。


一日の疲れを癒す時が来ました。		良いお酒のようです。ほとんど出来あがってます。

二日目です。今日も予定を大幅に変更する様になるかもしれません。
		塔のへつりです。南会津を流れる大川渓谷には２００ｍにわたり奇岩があります。へつりとはこの地方で険しい絶壁の事を言うようです。

	宮崎県日南海岸の鬼の洗濯板です。ここの岩は海底が波に洗われて柔らかい所が侵食され硬い所が残りました。ここ塔のへつりも似た様なもので崖が風雨にさらされて柔らかい所が削られ硬い所だけが残ったそんなものだと思います。

	お土産です。カエルの木彫品です。その他生きた山うなぎなども売っていました。

	昼食です。ここに来たからには頂きます。喜多方ラーメンを！	醤油チャーシューメンしつこそうですがあっさりスープで美味しかったです。
	季節限定えびワンタンラーメンまろやか味の美味しいラーメンでした。	季節限定野菜タンメンコクのある美味しいラーメンでした。
ラーメンの本場だけあって、どれを食べても美味しいのでしょうね。

　会津まつり。白虎隊パレードです。


待つこと数十分交通規制が始まりました。	いよいよパレードが始まりそうです。	先導車が来たとは反対方面でザワザワ何か始まりそうです。

	いきなりドカ～ンというもの凄い爆発音がしました。遠くて確認は出来ませんがおそらく鉄砲隊が砲術を披露したものと思います。音の大きさから考えれば鉄砲（小筒）より大筒だナ～と思いました。煙の多いのにもビックリです。

	パレードが始まりました。ウヮ～かっこいい（アップでお見せしたい）		のぼりを持ったよろいかぶと勇壮な行列に始まり奴隊が続きます。

		歴代藩公旗手が入場してくる。葦名、伊達、蒲生、上杉、加藤、保科、松平である。




次から次と行列が続きます。観光の予定を変更して大正解です。

　行列半ばです。いきなり歓声がわきあがりました。
行列にはふさわしくない装束の若い方が2人登場しましたが今風の若い方としか判りませんでした。
帰宅後　会津若松観光物産協会　に問い合わせた所どの様な方だか判りました。NHK大河ドラマの天地人の主役2人だということが判りました。

　上杉景勝役の　北村一樹さん　テレビで目薬の宣伝に出てます。目がシャキです。

　菊姫役　比壽愛未さん　NHK朝ドラ　どんと晴れの主人公です。

　パレード（行列）についてもたずねてみました。回答です。

　このたびは、会津観光へお越し頂きありがとうございました。
さて、メール頂いた件について、回答致します。
メール中の「パレード」ですが、「会津藩公行列」という名称です。
　会津まつりは、毎年、戊辰戦争で会津が降伏した日（２２日）より３日間開催され、前述の会津藩公行列をメインとして実施しております。
現在ＮＨＫ大河ドラマにおいて「天地人」が放映されておりますが、主役であります「直江兼続」の主君「上杉景勝」は越後より会津１２０万石へ移封された経緯があり、今回出演者（上杉景勝役：北村一輝さん／上杉景勝正室菊姫役：比嘉愛未さん）にゆかりの地である会津の本祭りに参加頂いた次第です。

　判りやすく答えて頂き感謝致します。パレード（行列）を最後まで見ていたかったのですが電車の時間も迫って来た為切り上げました。

	会津若松駅からこの電車（磐越西線　あいず）で帰路に着きました。		電車から見た会津磐梯山です。冷夏でしたがお米の出来は良いようですね。

	郡山から乗ったマックスやまびこです。		2本連結です。１６両編成です。定員は1600名くらいだということは聞いた事があります。高速車両としては世界最大だそうです。

	総2階の新幹線です。スピードは240キロくらい出るらしいです。　乗り心地ですがやまびこよりはるかにいいですね。振動などなく飛行機に乗っているようでした。		景色を見ながら一杯もいいなと考えていたのですが残念ながら一階でした。見えるのは側壁だけでした。

大渋滞のお陰です。良いものが見られました。会津藩公行列　です。
	お城の中でも色々な芸が披露されたようです。、来年はこれに照準を合わせて来たいですね。

---ちょっとの事ですが--- 　渋滞の中大内宿に向かいました。車はほぼ止まっている様な中、トイレに困る方も出るんだろうな何て考えていたところ後ろの方から早足で止まった状態の車を追い越して行く方がいました。よい天気だから歩き出したのかと思っていたところその先に簡易トイレが設置してありました。　役所も気が利くなと思いました。しかし、その先に５ケ所も簡易トイレが設置してありました。最初の方のトイレは用を足す方が大勢並んで順番待ちの状態でした。　先に行けば行くほど利用者はいない状態でした。簡単でも良いですから立て札でも立ててこの先まだ数箇所にありますヨ～くらいの事出来ないのかと思いました。又、その簡易トイレですが２０リットルのポリタンを利用して水を流すようになったものですが、付いていても水が入っていない。ポリタンが付いてない。ひどい状態でした。役所のやる事はこんなものかとがっかりしました。日本を代表する宿場町で。　中仙道の妻籠。奈良井宿はどうなっていますかね。昔は今ほど騒がれていませんでしたので得に気になる事はなかったと思いました。

	---素晴らしいパレードですが--- 　素晴らしいパレードですがこの様な方は如何かとおもいますね。携帯を片手にメールをしていました。主人公の役者さんに付けたのでお友達に報告でもしているんでしょうね。又、この様なパレードのお手伝いをしている方ですが、写真を撮っていると自分が撮られていると勘違いをする様な方もいました。オイオイお前さんじゃないよと言いたくなります。


---偶然です--- 　友人の奥さんは絵手紙を書くという洒落た趣味があります。地酒を多く扱っていそうな酒屋さんがあったので入って見ました。お酒のビンが多く並んでいました。その中のビンに絵手紙の友人が書いたと思われるラベルを発見しました。この奥さん大層感激して数本買い求めたようです。カボチャのラベルです。

　---次回はこの方面に---
　40数年前に来ました。


磐梯吾妻スカイライン	五色沼	磐梯高原

　色々な新幹線の高架橋の下は数え切れないほど通りました。今回始めて夢の超特急に乗りました確かに速いナ～と感じました。

　これが出来たらすぐ乗って見たいですね。これの高架橋の下も良く通ります。山梨県の中央高速をまたいでテスト走行をしています。中国の上海では実用化しているようですが距離は３０kmと短く最高速も４５０km/hぐらいだったと思います。

　山梨県のテストコースの距離は５０kmくらいで、スピードはたぶん５００km/hだったと思います。試乗した方に聞いたのですが３００km/hの新幹線が遅く感じたそうです。