私のアクティブライフ 2018年
 その104 伊豆大島
 ジェットホイル(水中翼船)で伊豆大島に行けるという話を聞きました。私の好きな安近短です。朝5時、近くの駅までバスが迎えに来てくれました。
 横浜大桟橋から伊豆大島まで短時間で行けるという事です。世界の豪華客船が立ち寄るだけあり立派な桟橋ですが、この日はひっそりしていました。
 2017年9月には豪華客船が3隻同時に入港しました。川崎汽船さんからお借りしました。
 ジェットホイルが航行を始めると船体が浮き100km/hくらいの速度が出るそうです。この日は東京湾に15mくらいのクジラが迷い込みました。船内では大型海洋生物に注意してスピードを落としますと数回の放送がありました。
 予定より遅れましたが大島に着きそうです。あいにくの空模様ですが漁船は出漁していました。
 私が商売を始めて数年後、25~26歳のころ魚市場の店主達と東京都下を代表する繁華街立川で遊びまわりました。その時誰が言いだしたかは覚えていませんが、「このまま朝まで飲んで伊豆大島に行かないか」となりました。
 市場の店主の誰かが仕入れの関係で使う飛行機会社に連絡をとり、翌朝8時頃には調布飛行場から飛び立ちました。小さいセスナは木の葉のように揺れ皆酒が残っていましたが怖がっていたのは覚えています。多分1時間までかからずに大島空港に着いたと思います。
 市場の店主も遊び慣れた方だったようで、原っぱのような飛行場にはレンタカーが届けられていました。車は日産ローレルで潮風の為か床などは小さい穴だらけでした。それでも車検は通るそうです。
 当時、大島に着いて最初に回った所が波浮の港でした。ごちゃごちゃした小さい入り江のようで港とは言えないような所でした。
 今回も船に触れる所まで行けるつもりでした。観光バスは峠道の高台に止まり添乗員さんが遠くに見える港のような所を指さしあれが波浮の港だと説明します。がっかりしました。
 伊豆大島を代表する地層切断面だそうです。これも車窓からです。歴史のある所だそうですが前列のお客さんは「崖が崩れたくらいにしか見えないね」と話していました。私も同感でした。
 三原山です。30年くらい前に大噴火があり全島民が島から出ました。これも車窓からの見学です。添乗員さんが指を指しますが正直どれが三原山かわかりませんでした。
 一椿花ガーデンです。あじさい園の見学です。
 昼食は島を見下ろすような所でした。売店でお土産をと考えましたが島の特産クサヤ、明日葉関係が多いようでした。
 友人が食べられそうと言いますので購入してきましたがアウトだったそうです。食べれば美味しいそうですが私も食べた事はありません。
 島出身の友人の奥さんが言うにはクサヤの話が出るとヨダレが出ると言います。食べ慣れれば美味しいのでしょうね。
 元町港です。昔来た時は都はるみのあんこ椿は恋の花がこの港でも岡田港でも大音響で流れ観光客もごった返していましたがその面影はありませんでした。静まり変えったというのが適当かも知れませんね。
 船も速度が上がり便数も増えたそうです。ジェットホイルは伊豆半島に近い四島だけだそうです。約40年前に来た時には島の中で信号機は1つだけでしたが今は6つあるそうです。でも、走っている車は多くはなかったです。
 伊豆諸島は昔流人(政治犯)の島だったそうです。今回始めて知りました。