稚魚飼育で用意して頂きたいもの、上手に育てる方法
水槽
水槽の大きさは、カブトムシを飼う小さいものでも、大きな水槽でも構いません。
鯉は水槽の大きさ尾数で、大きくも小さくも育て分ける事が出来ます。大きい水槽に少しの尾数を入れれば大きく育てる事が出来ますが、小さい水槽に多くを入れますと、小さいまま成魚になります。
水槽を置く場所は、夏場に1日中、陽が差し水温が30℃以上になる場所は避けて下さい。
(冬場は出来る限り水温が下がらないような工夫をして下さい。)
 
飼育水
水道水でしたらカルキ抜きをします。
(バケツ等に汲み置きして陽にあてます。)
 
エアー (ぶくぶく)
鯉は金魚と違い酸素を多く必要としますので、エアー(ぶくぶく)が必要です。
(動きが緩慢な時は酸素不足とも考えられます。)
 
濾過器(濾過槽)
鯉には餌を与えますので糞をします。
水槽水を濾過器に通す事により糞、餌の残りを取り込み、細かい汚れも濾材に棲み付いたバクテリアが処理し綺麗な棲み良い水槽水にします。
 
掃除、水交換
水槽の掃除は1〜2週間ごとにします。水交換は一度に全部換えてはいけません。
換える量は3分の1くらいにして、水温、水質が大幅に変化をしないようにします。
家では有名メーカーの浄水器を使っているから全部変えても大丈夫などと言われる方がいますが、それは人間だけに良い事で、鯉には当てはまりません。
 
水槽、池に放す
水槽、池に放す時は温度合わせが必要です。水槽、池に袋ごと30分以上浮かべて水温を同じくらいにしてから放します。
稚魚は無菌状態で育っていますので、すでに金魚、川魚等の入っているところには入れないほうが良いと思います。
 
一緒に飼う
しばらく水槽で飼った後に他の鯉、金魚、川魚、等と一緒に飼う場合には、水合わせをします。
水合わせとは、今飼っている水槽に、これから入れようとする池、水槽の水を10%くらいずつを数日間入れて、これから入る所の水に少しずつ慣れさせていくと、駄目にはならないと思います。
(大きな鯉と一緒に入れると食べられてしまう事もあります。)
 
餌は1日数回、短時間で食べきれる量を与えます。
 
裏技
水槽、池の水量に対して塩を0.5%入れます。鯉にとっては大変に良い条件です。
0.5%=水、10gに対して塩50gです。
 
具合が悪そう、様子がおかしい等と感じられた時はいつでも連絡を下さい。
(如何しよう等と悩んでいますと、稚魚は駄目になります。)
  携帯 090-3060-7002(鈴木)
  URL:http://www.takuzushi.com/
  拓寿司
  東京都西多摩郡瑞穂町箱根ヶ崎西松原45−8